中国に来たい日本人は減るか?あまりそうは思いません

中国就職・上海ジェントルの「かつまた」と申します。
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2022年は新型コロナの防疫対策の影響で、中国に絡んで生活をしている人たちには、受難ともいえる日々です。
润なる単語が流行っていて、中国から脱出する中国人も増えているとか。
 
じゃあ、日本から中国に来たい人は減るか?
人材会社のポジション・トークかも知れませんが、実は私はそう思ってません。
 
●日中関係は複雑
日中関係は複雑です。複雑、というのは、日本と中国は隣国同士であります。

古くは遣隋使や遣唐使の時代に始まり、中国から色々学んだ時代があったかと思えば、元寇がありました。
近現代ではご存じのように日中戦争がありました。
そして改革開放、市場経済を導入して以降は、日本企業の進出が進み、日本は中国の発展に大きく寄与しました。
2010年代に入ると国としての経済力は逆転し、また再び中国から学ぶ時代が来たとも言えます。
 
2020年になるとのっけから新型コロナがあり、世界的に人の流れは分断され、ブロック化が進んだようにも見えます。
 
●果たして本当にそうなのかどうか
新コロ以降、政治に対する考え方や民間交流に大きな影響が出ているのは事実です。

一方で、現在あらゆる国はグローバルサプライチェーンの中で相互依存になっており、「好き」「嫌い」だけで片付けられない関係性があります。
 
日中関係は殊更、物理的にも近く、日本経済は中国からのサプライに大きく依存しています。
また、中国人から見ても日本は近しい外国、近しい市場であり、中国企業の進出も近年は進んでいます。
 
また、大学入試(高考)に向かってひたすら詰め込む教育のスタイルに疑問を持っている中国人夫妻は少なくなく、図工や体育といった情操も重視する日本の教育に惹かれ、子女を若年のうちに留学させる家庭もごく一般的にみられます。

スラムダンクやちびまる子ちゃんといった日本の生活アニメは広く受け入れられており、部活やアルバイトができる学校生活に憧れる子供も多いです(自由そう)。

●人が動けば交流が生まれる
1980年代から1990年代にかけて、日本企業が強かったころから、日本企業は中国の経済発展を見越して進出してきました。
中国人が日本に留学に行けば、日本で中国人と交流し、中国に興味を持つ日本人も中にはいるでしょう。
 
政治経済、いろいろありますが、企業、個人、モノ、物流の流れは切っても切れず、物理的・歴史的・文化面も近しいところもあるのが日中(あと韓国も)だと思います。
 
もちろん受け入れがたいことや理解不能なことも双方にあるのですが、そんなこんなで、日中交流は嫌でも無くならないし、日本から中国大陸に興味を持って渡ってくる日本人はその時の雰囲気で上下したとしても、0にならないんじゃないかなと思っています。
 
 
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