コロナ禍における中国就職2021年8月①

こんにちは、中国就職・上海ジェントルの「かつまた」と申します。
当サイト( https://www.gentlecorp.com/ )の運営担当者です。

ブログ、1年以上空いてしまいました。
新型コロナウイルスはまだまだ収まりませんが、弊社はつぶれず、存続しています。

現在、日本からの中国就職は【非常に困難】です。

■企業が採用活動をする理由
企業が採用活動をする理由は主に3つです。
①仕事が増えていて、増員したい
②急な欠員が出たので補充したい
③定期採用(新卒採用等)

※ただし中国は日本のような新卒採用という概念は薄いので、定期採用は少ないです。

また、外国人を定期採用するケースは無いので(1年一人とかそういう採用ですね)、
我々外国人を採用する場合は、①②以外はありません。

■一般的に企業が待てる範囲内
1~3ヶ月が限度です。

2019年以前のコロナが無かったころ、日本からの就職で、就労許可が無い日本人も、
条件を満たして申請すれば、おおむね2ヶ月程度で取得できました。

ですので、
現職企業退職+ビザ申請のための書類集め 1ヶ月
ビザ申請手続き 2ヶ月

の合計で内定から最大で3ヶ月程度は待ちます、という企業が多かったです。

逆に言えば、3ヶ月以内に入社を確約できない方は「時間がかかりすぎるので要らない」となります。

■コロナ禍における中国就職の流れ
簡単に言えばこのような流れです。

①オンラインで面接参加→内定獲得→入社承諾
②就業許可通知を取るための書類集め(学歴証明等)
③就業許可通知を勤務予定先が申請し、取得
④渡航の為の招聘状を勤務予定先から申請し、取得
⑤③・④を持っている状態で、日本国内でビザ申請
⑥渡航に必要なPCR検査等
⑦渡航

実際には、もっと細かい作業が間に入ります。

■現在の難関
④です。渡航の為の招聘状です。

これは2019年以前は必要のない作業でした。
コロナ禍になり、渡航人数・渡航者を正確に把握するために、このような対策をしております。
この招聘状が取れない。
申請してもなかなか発給されません。

■招聘状が取れないと、企業もいつ入社できるかわからない
招聘状が取れない問題の影響は大きく、招聘状が出ないと、いつ渡航できるかが決まりません。
なので、企業側は、いつ入社できるかがわからず、採用内定を出しづらいのです。

これでは採用内定を出しても意味が無いので、面接しない、という会社は少なくありません。


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