今年の中国は新卒就職難かな?

▲昔通っていた復旦大学の教室。


こんにちは、中国就職・上海ジェントルの「かつまた」と申します。
当サイト( https://www.gentlecorp.com/ )の運営担当者です。

コロナウイルスの猛威により休校状態になっている学校は世界中にあります。
中国の学校は「不開学、不停学(学校は開けないが、学びは止めない)」をスローガンに、オンライン授業を積極展開したりしていますが、やはり、なかなか思うように行かないことも多いのが現状だと思います。

4月下旬に入り、各地の学校では上級学年から再開決定になった教育機関もありますが、全体としてはまだまだです。

6月には應届卒業生(新卒学生)が社会に出ますが、なかなか就職活動は難しいようです。

■中国の新卒は、日本のような一括採用はありません
中国の新卒に関しては、日本のような一括採用は無く、学校の最終学年時にインターンに行き、自分の興味がある分野を探し、インターンとして経験を積みます。
このインターン時の給与は社会保険等も無く、とても安いのですが、経歴をつける意味合いが大きく、学校の単位認定に必要な場合もあります。

そして、その経験を持って興味のある会社に売り込んでいきます。
インターン先にそのまま就職するパターンも多いです。

■企業が学校にやってきて説明するパターンもある
とはいえ、優秀な学生が欲しかったり、人数が必要な大手企業は、学校に出向いて企業説明会をし、一括で採用するケースもございます。

■2020年卒は厳しい情勢?
中国の学校は6月卒が多いです。
コロナによる経済活動の圧迫は終わりが見えてきているものの、ビジネスに与えた影響は甚大で、収まる気配がありません。

https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_7108369
このようなニュースも報じられています。

福建省にキャンパスがある、名門福州大学では、今年卒業の学生向けのスローガンとして、“延期開学不停学,就業服務不断線”と銘打ち、「学校開始は遅れるが、学びは泊らず、就職支援も止めない」と学校をあげて就業機会、創業機会を支援するとしています。

湖南科技大学がまとめた提言書によれば、「能就業,就好業」、できる仕事が良い仕事、とのことで、とにかく就職できるように各校の就職指導担当者は頭を悩ませていることが見えます。

当然、共産党の中央指導部も支援するとしています。

■私たちの会社も…
弊社で扱う人材は主に日本語学科系出身者、日本留学帰りの学生が多いですが、私が中国語を使うと喜びを感じるように、身につけた日本語を使って楽しく仕事をしてほしいと思っています。

私たちの会社もできることを考えないといけないと思います。


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